【スマホアプリ今日の1本】「Lara Croft GO」2015年のベストタイトルに選出評価の高いスピンオフ!

本作のマップはマスで構成されており、ララが1マス進むと1ターンが経過する。逆に、仕掛けを作動したり攻撃を行なったりアイテムを拾ったりしても、ターンが進むことはない。このターンという単位、実はララが1人で冒険しているときはとくに意味がなく、周囲に敵や移動する障害物があって、初めて意味が出てくるのだ。

 移動する障害物のノコギリを例に出して説明しよう。ノコギリとは特定のマスを行ったり来たりしている障害物で、ララが触れるとゲームオーバーになってしまう。ララが1マス移動すると、ノコギリも1マス移動し、これで1ターンが終了。ララがノコギリのあるマスに移動した場合は当然アウトだが、ララが「ノコギリがつぎに移動するマス」に移動した場合も、ララの行動→ノコギリの行動(ララのいるマスに移動)となってゲームオーバーになってしまうのだ。

 文章に起こすと難しく感じるかもしれないが、1度プレイしてみれば、ほんの数分で“マスで構成されたマップ”と“ターン制”という2つの基本が理解できるはず。そして、この2つの基本さえを押さえておけば、とくに難しい操作などできなくとも、本作を十二分に楽しむことができる。

 では、実際に遊んでみたプレイ感はどうなのだろうか。まず筆者が感じたのが、チュートリアルがないという部分で、最初は「不親切なゲームか」と思ってしまったが、実はそうではない。基本的な操作はタップ&スライドでララを動かすだけ。しかもアイテムや仕掛けは、マップがシンプルなこともあって、これでもかというくらいわかりやすい。難しいルールは一切なく、上で説明した2点もプレイしていれば自然とわかってくる。まるで直感的にプレイできるゲームのお手本のような作りではないか。チュートリアルがないのも特に違和感がない。

 そして肝心のパズル部分。これが秀逸のデキである。本作のパズルは、上で説明した障害物の回避と、ヘビやトカゲといった敵キャラクターをいかに倒すか(倒さずに回避して先へ進める場面もある)がメイン。「それだけ!?」と思ってしまうかもしれないが、これがじつに奥が深い。

 ヘビやトカゲはララが正面に立つと襲ってくるため、うまく回り込んで側面や背後から攻撃する必要がある。ヘビはその場から動かないので、横や後ろから近づいてヘビのいるマスに移動すれば倒せるが、複数のヘビがいる場合はそう簡単にはいかない。たとえばヘビ同士が向き合っていると、1匹倒しても(=ヘビのいるマスに移動しても)隣りのヘビから噛まれてゲームオーバーだ。アイテムや仕掛けを使い、敵の正面に立たないように注意しつつ戦わなければならないのである。

 星界神話 RMT